踏切の遮断機の棒は押せば上に上がる

 皆さんご存知のとおり、踏切を通過するときには、踏切の向こう側のスペースが1台分空くまで決して進入してはならない、ということが鉄則です。
 しかし、ときどきニュースでもみられるように、踏切内に車が閉じ込められて、列車と衝突する事故も起きています。


 それでは、万一遮断機が降りてきて踏切内に閉じ込められたら、どう対処すればよいでしょうか。皆さん知っていますか。
 遮断機の棒の根元は、バネになっていますので、車で押せば簡単に上に上がり、踏切から抜けられる構造になっています。
 この事を知らないドライバーが踏切内で立ち往生し、列車と衝突という痛ましい事故が発生しているのです。

 

 踏切での自動車事故の致死率は、非常に高くなっています。もし踏切で事故を起こせば、運転者は死亡する可能性も高く、さらに鉄道会社から多大な賠償金を請求されることもあります。

 

 遮断機が降りてくると、たいていの人はパニックになって、どうしていいかわからなくなりますが、ここは落ち着いて、少し前に車を動かして遮断機の棒を押して、遮断機を上に上げて脱出するようにしましょう。


 これは、あくまでも万が一の措置であり、基本は踏切内に閉じ込められない運転をするということが、大原則であることを忘れないようにしてください。

(2012.5.16更新)

トラック乗務員向け交通安全指導教材のご案内

マンガで伝えるトラックドライバー教育ツール

 

 本誌は国土交通省告示の「貨物運送事業者が事業用自動車の運転者に対して行う指導及び監督の指針」の12項目に準拠した内容になっています(平成29年3月施行の新指針に準拠)。

 

 各項目につい て管理者がドライバーミーティングなどを行う際に利用できる「管理者用資料」1枚と、「トラック運転者に伝達できる教育資料」3枚を収録しています。

 

【詳しくはこちら】

今日の安全スローガン
今日の朝礼話題

4月22日(月)

サイト内検索
運行管理者 安全運転管理者 出版物 教材

──新商品を中心に紹介しています



──ハラスメント、ビジネスマナー教育用DVDを好評発売中です

運行管理者 指導監督 12項目 トラック 貨物運送事業所
交通安全 事故防止に役立つリンク集
安全運転管理.COM 交通安全 事故防止 安全運転管理 運行管理 教育資料 ドライバー教育 運転管理

当WEBサイトのコンテンツの利用、転載、引用については「当サイトのご利用について」をご覧ください。

弊社WEBサイト、出版物においては「普通自転車」を「自転車」と表記しております。

詳しくはこちらをご参照ください。