皆さん、前車に追従して走行しているとき、前車から落下物が落ちてきてビックリしたり、事故になった経験はありませんか?
こんな経験をしている人は、滅多にいないと思いますが、前車のが積んでいる荷物が不安定な物であったり、固縛がキッチリとされていなくて、今にも落ちそうな状況であれば、後ろを走るのをやめたり、車間距離を取って走行しようとしますね。
ところが、前車が箱型のアルミバンのトラックだったら、どうしますか?
ほとんどの人は、あまり積荷の落下ということは考えずに追従するのではないかと思います。しかし、先日こんな光景を目にしました。
なんと、走行中のアルミバンのトラックの後ろのトビラが突然開いて、中から台車が落ちてきたのです!
幸いなことに、後ろに車がいなくて、事故にはならなかったのですが、もし後続車がいたらと思うとゾッとしました。トラックの運転者が後ろのトビラを施錠せずに走行していたのですが、改めてアルミバンのトラックからでも、落下物に注意しなければいけないと思いました。
後ろから追従していると、後ろのドアがキチンと施錠されてなければ、ドアが半開きになっているのが確認できると思います。そういうときには、速やかに離れるようにしましょう。
(2012.6.20更新)
高速道路では、路上の落下物による思わぬ重大事故が後を絶ちません。
本作品では、高速道路で発生したある死亡事故を図解や実験映像で検証しながら、高速道路での落下物事故防止を強く訴えます。
周りの人々の安全はもちろん、自らの命や財産を守るためにも、こうした予期しない事態に対処する方法を知っておく必要があります。