車を止めていたときに、ルーフやボンネットなどに鳥のフンを落とされた経験は誰もが持っていると思います。
最近、イギリスで鳥のフンの被害を受けやすいボディカラーの調査が発表されましたので、紹介します。
マンチェスターやグラスゴーといったイギリス全土の5都市で、1,140台についてボディカラーによって鳥のフン害を被る確率が異なるかどうかを調べたものです。
いちばん被害が多かった色は、赤色の車で18%、続いて青色の車が14%、黒色が11%という結果でした。いちばん被害が少なかったのは緑色で、わずか1%でした。
また、「車に付いたフンをいつ掃除するか」という質問に対して、「すぐにキレイにする」と答えた人は6人に1人の割合にとどまり、半数以上が「次に洗車をする時まで放置する」と答えています。
鳥のフン害は、駐車している地域や場所にも左右されるので、車の色によって被害を被りやすいかどうかはにわかに信じがたいのですが、付着したときにはすぐに拭き取る必要があります。
鳥のフンは、強い酸性またはアルカリ性のものがあり、長い間塗装に付着した状態にしておくと、腐食してしまいます。
とくに、夏の炎天下では塗装膜への侵食が早い傾向にありますので、付着を発見したらすぐに拭き取ってください。
(2012.7.3更新)
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