最近、有人のガソリンスタンドが減ってきて、セルフ式のガソリンスタンドが増えてきています。それに伴って増えているのが、燃料の給油間違いです。
JAFの調査によりますと、今年5月、6月の2か月間に、全国で燃料間違いによる救援依頼が、256件も発生していることがわかりました。
給油スタンド別にみますと、「セルフ式」が188件で約74%を占めており、給油間違いの4分の3はセルフ式のガソリンスタンドで起きています。
給油燃料別では、「ガソリン車に軽油を給油」が154件で約60%を占め、「ディーゼル車にガソリンを給油」が80件で約31%を占めています。なかには、「灯油を入れた」というびっくりするような例もありました。
理由としては、「勘違い」「うっかり」「急いでいた」などのヒューマンエラーが80件で約31%を占め、「普段乗らない車だった」「社用車」「代車」など慣れていない車が56件で約22%を占めています。「軽自動車は軽油だと思っていた」という、信じられない理由が16件もありました。
レジャーなどに出かけ、旅先でレンタカーを借りて乗ったりすることもあると思いますが、初めて乗る車に給油するときは、必ず燃料の種類を確認するなど、慎重な給油を心がけてください。
(2012.8.13更新)
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