自動二輪車やスポーツ自転車(ロードバイク)に乗る人にとって、秋はツーリングに最適の季節だそうです。
真夏の猛暑には少し出控えていた人たちも、秋風が吹き始めたこの季節には遠出することが多くなります。
バイクライダー・自転車利用者そして四輪車ドライバーともに気をつけて欲しいのが、交差点左折時の衝突事故です。
左折前に四輪車が路肩との距離を少し開けていると、バイクなどはその隙間をすり抜けていきたい誘惑にかられます。四輪車が後方のバイクに気づいて、左折までに一息入れるといいのですが、四輪車側が見落としバイク側が強引だと、左折時に巻き込み事故が起こる危険があります。
都会の交通量の多い場所では、四輪車も素早い左折はできにくく、バイクもソロソロと低速ですり抜けていきますが、観光地や郊外では、互いにスピードが出ているので気をつけてください。
特に、観光でツーリングに来ているバイクライダーや自転車利用者は気分が高揚して興奮していますので、素早くすり抜けるなど、つい危険な行動をしがちです。
四輪車ドライバーは、交差点手前で早めに左に車線変更して十分に左端に寄り、バイクなどを入れないようにする配慮が必要です。
また、右に車体を膨らませないと左折できないような狭い交差点では、左後方の安全確認・目視を念入りに繰り返しましょう。
(2012.9.18更新)
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