今週の金曜日、21日から秋の全国交通安全運動が実施されます。
皆さん、交通安全運動の重点テーマはご存知ですか?
運動基本テーマとして、例年と同様に
「子どもと高齢者の交通事故防止」
がかかげられています。
今年は、春から通学児童が悲惨な交通事故にあうニュースが続き、心を痛めた方も多いと思います。児童・生徒の交通事故は年々減少傾向にあるのですが、通学路や生活道路の安全について対策が十分ではなかったという指摘があり、整備が進められています。
私達も、通勤や業務で生活道路、通学路などを走行するときには、まず、速度を落とすということを徹底したいと思います。速度を落とすことで、飛出しなど危険な事態にも対応できます。
また、高齢者の交通事故被害が多いことは、皆さんご存知だと思いますが、高齢者の場合は夕方から夜間の横断事故が多いことに注意しましょう。
しかも、「まさかこんな場所で横断してくるなんて!」という高齢者側の危険な横断が原因となっていることがあり、ドライバーとしては「もらい事故」のように感じるケースも少なくないようです。
しかし、高齢者や子どもが交通事故にあうと、たとえ車が青信号で走行していた場合でも、ドライバーの責任が5割近くに認定される例があります。車を運転する責任はそれだけ重いのです。
安全運転は交通安全運動の時期だけに限りませんが、車を運転することの重大さを意識するよい機会です。
歩行者や自転車の弱い立場を意識して運転してください。
(2012.9.19更新)
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