【シンク出版㈱のページ】合図なしに減速・停止すると追突されます

介護送迎車両追突事故

 皆さん、直線道路を快適に走行しているとき、突然合図も何もなしに前車がブレーキを踏んだため、びっくりしたという経験はありませんか?

 交差点の手前などで突然右折しようとする車がこんな行動をすることがよくありますが、「交差点だからひよっとして曲がるかも知れない」という予測と構えを持っていないと、こちらが追突してしまう恐れがあります。

 右折するための減速前にウインカーで合図をしないことが危険を招いているのですが、当のドライバーは後ろの車をヒヤリとさせたことに気づいていないと思われます。
 あなた自身、右折時にそんな危険をおかしていないでしょうか?
 
◆ワゴン車が追突された後に正面衝突 

 合図なしの右折行動が招いたこんな事故があります。
 2012年6月18日午前9時ごろ、茨城県で介護施設の送迎用ワゴン車が片側1車線道路の交差点で右折しようとして停止した際、後続のトラックに追突されワゴン車は対向車線側へ押し出され、前から来た対向車線の大型トラックと正面衝突しました。

 この事故でワゴン車内で車いすに着座していた79歳の男性が死亡。後部座席に同乗していた54歳の介護職員も胸部骨折の重傷という大事故となりました。
 追突したトラックドライバーは、自動車運転過失致死傷罪で調べられていますが「ワゴン車が突然停止したので、間にあわなかった」と供述しています。

 車間距離を十分にあけていなかったことや前車の停止を予測していなかったなど、後続車側にも責任はあるでしょうが、片側1車線の交差点で合図なしに「ここで曲がろう」と突然減速・停止するような行動は、非常に危険であることを肝に銘じてください。

 とくに高齢者などを乗せているときはなおさらです。「まず合図する」ことを実践しましょう。

(2012.9.20更新)

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