私たちは、手で何かを掴むときに使いやすいほうの手で物を掴みます。そちらの手を「利き手」と呼び、右利き、左利きなどと言っています。
この利き手と同じように、目にも「利き目」というものがあるのはご存じでしょうか?
手を使うときと同じように、目を使うときも、自分の見やすい目の方が見やすいという面を持っているのです。利き目のほうの目ばかりで物を見ていると、利き目でない反対の目の神経回路が衰えてしまい、いわゆる「利き目偏重」となってしまいます。
「利き目偏重」になってしまいますと、利き目でないほうの視野が狭くなり、そちら側のものを見落としたり、接触事故を起こす危険性が高くなると言われています。
たとえば、左側ばかり接触するという人は「利き目偏重」になっている可能性があります。そういう人は、自分の利き目は右か左かを知り、交差点などでは利き目でないほうを慎重にチェックする必要があります。
自分の利き目を知るには、両手の人差し指と親指で輪を作り、両目で見て3~4mほど先の目標物が輪のなかに収まるようにします。そして、片目ずつ閉じて輪のなかから目標物がズレないほうが利き目です。
「利き目偏重」は、利き目でないほうの目で遠くと近くを繰り返して見るトレーニングをすれば回復すると言われています。
(シンク出版株式会社 2012.11.8更新)
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