センターラインのない道路は危険?

 生活道路や堤防道路など狭い道を走行していると、路肩を示す外側線はあるけれど、センターラインがない道路をよく見かけます。
 センターラインがないのはどういう理由かご存知ですか。

 これは見ての通り、道路幅員が狭いからですが、正確には車道の幅員が5.5m未満の道ということになります。

 「道路標識・標示令」によると、「車道が5.5m以上の(つまり片側車線の幅が2m75cmとれる)道路で、中央を示す必要がある道路にはセンターラインをひくことができる」と定められていますから、5.5m未満の道路は線がひけないのです。

 ところで、このような幅員5.5m未満の道路で起こる交通事故の率が高いことをご存知でしょうか?
 交通事故全体は過去10年間で2割以上減っていますが、5.5m未満の道路では8%程度の減少です。相変わらず歩行者や自転車などの被害が多発し、相対的に事故全体に占める割合が高まっているのです。

 事故形態としては、とくに交差点などでの出会い頭事故が多いのですが、交通量が少ないからと油断して事故になる危険性が高いことを意識してください。

 センターラインがある幹線道路などでは対向車も多く緊張するかも知れませんが、むしろセンターラインのない道路に入ったときこそ、緊張を高めて運転しましょう。

 (シンク出版株式会社 2012.12.03更新)

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