コメンタリー運転とは、刻々と移り変わる交通の状況を「声を出す」ことによって安全意識を高める運転方法です。
たとえば、青信号で交差点を通過する場合に、ただ漠然と通過するのではなく、「信号青!」と声を出します。そうすることによって、目で認知した「青信号」という情報をより確かなものにすることができ、信号の見落としといったミスを防ぐことができます。
また、こちらが青信号で、交差道路が赤信号で歩行者が信号待ちをしているような場合には「歩行者注意!」と声を出します。そうすれば、歩行者に注意が向きますので、たとえ歩行者が信号無視をしてきても対処することができます。
このように、声を出しながら運転することによって、漫然運転を防ぐことができますし、「どこに危険があるかな?」と積極的に危険を探すようになりますので、危険予測能力を高めることができます。
しかしながら常に声を出して運転するのは、少々辛いかもしれません。
ですから自分が「ボーっとしているな」「今日は緊張感が足りないな」などとと感じたときに、声を出して運転してみてください。意識が引き締まって、周りの状況がよく見えるようになります。
(シンク出版株式会社 2012.12.6更新)
本ポスター、リーフレットはコメンタリー運転のメリットを訴える内容となっており、コメンタリー運転の推進資料として最適です。
またリーフレットは、具体的な交通場面をイラストで示し、どのような場所で、どのようにコメントをすればよいかをわかりやすく解説しています。