車を運転しているときに、交差点や分岐点などで道路を間違えそうになることは誰でも経験していると思います。
そのとき、皆さんはどのような運転をするのでしょうか。
強引に目的地の道路に進入していくという人もいれば、あきらめていったん間違えた道路に行って、Uターンできる場所で戻るという人もいると思います。
どのような運転行動をとるのかは、間違いに気づいた地点やそのときの交通環境、先を急いでいるかどうかなどの条件によって違ってくると思いますが、あまり急激なハンドル操作をすると事故を招くことがあります。
さる12月4日、神奈川県の横浜新道上り線で、ワゴン車が道路の分岐点の手前で道を間違えそうになって左に急ハンドルを切って、側壁に衝突して炎上する事故が発生しました。
詳しい状況はわかりませんが、間違いに気づいた地点はすでに本来行くべき道路に進路を変えるには、あまりにも距離が短かすぎたのだと思います。
道を間違えそうになって、あわてて進路変更をするのは周りの車にも迷惑をかけるだけでなく、事故を起こす原因を作ることにもなります。
「アッ、間違えた」と思っても、ゆとりを持って進路変更ができそうになければ、絶対に無理をしてはいけません。そのまま進んで行き、後で元に戻る方法を考えましょう。
(シンク出版株式会社 2012.12.14更新)
シンク出版の「運行管理者手帳」は、トラック運送事業・バス事業の運行管理者として知っておきたい知識を「法令編」「知識編」「データ編」にまとめ、1冊の手帳に収録しています。
カレンダーやメモ欄も、記入欄を多く設けていますので、スケジュール管理も万全です。月々の交通に関する行事や、安全スローガン、日出・日入時刻も掲載しています。
専用WEBサイトから、一部の掲載資料のダウンロードが可能です。