忘年会のシーズン真っ盛りで、これから飲酒の機会が増えてきます。忘年会といえば飲酒運転に注意しなければいけないのは当然ですが、酔って道路に寝ている人が交通事故に遭うケースが増えてきますので、こちらのほうにも注意してください。
さる12月15日午前3時20分ごろ、埼玉県草加市の県道で、忘年会の帰りの会社員(56歳)が路上で寝込み、上半身が歩道から車道にはみ出していたところを車にひかれて死亡する事故が起きています。警察では、会社員が倒れていた付近には車のブレーキ痕があり、道交法違反(ひき逃げ)などの容疑で調べています。
夜間に車を運転していると、まさか路上に泥酔した人が寝ているとは考えてはいませんから、発見するのは非常に困難ですし、ライトを下向きにしていると、直前になるまで路上に寝ている人を発見できません。
深夜に、繁華街などを走行するときには、もしかしたら路上に泥酔者がいるかもしれないと考えておきましょう。少しでもそうした意識があれば、何か黒い物体などを見つけた時点で、何か変だなとスピードを落としたりすることができますし、避けることも可能になると思います。
また、忘年会に参加する人も、あまり飲みすぎて路上に寝ることだけは絶対に避けてください。路上に寝ていて車にひかれることほどバカらしいことはありません。
(シンク出版株式会社 2012.12.19更新)
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