高速道路と一般道路を結ぶ道路など、あまり人目につきにくい場所では、道路端に空き缶やタバコの吸い殻などが落ちていて、汚い光景をよく見かけます。
先日も、車を運転しているとき、窓からタバコを捨てて走っている車を見かけました。そういう車は、よく見てみますと運転マナーも悪いですね。
こんな車をみると、本当にドライバーのマナーはどうなっているのだろう、と嘆かわしい気持ちになります。「道路はゴミ箱ではないのに」とか、「自分の家のなかではタバコの吸い殻をポイと捨てる人はいないだろうに」と思ってしまいます。
昔、新入社員のときに、先輩ドライバーがよく聞かされていた言葉があります。
それは、「車の窓から空き缶やタバコを捨てるのは自分の人格を捨てているのと同じだ」ということです。
ものを捨てて走っているのは、自分はこんなに恥ずかしい人間なんだ、だらしのない人間なんだ、と公言して走っているようなものだというのです。
車の窓からものを捨てるということが、どれだけ自分の人格をおとしめているか、さらにはどれだけ景観を損なっているかを常に考えて、運転中のポイ捨ては絶対にやめてください。
(シンク出版株式会社 2013.3.5更新)
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