右折時は直進車の死角にいるバイクに注意

   交差点を右折するときには、まず最初に注意しなければならないのは、対向車線を走行してくる直進車の存在です。
 直進車が接近していれば、当然交差点の中央で待機して、直進車をやり過ごす必要があります。
 そして、直進車が通過した後に右折しますが、そのときに注意したいのが、直進車の後方を走行してくるバイクです。
 直進車とバイクの走行位置によっては、右折車のドライバーからは、バイクが直進車の死角に隠れてまったく見えないことがあるからです。
 
 さる3月4日、神奈川県藤沢市の市道交差点で、右折待ちしていた乗用車が何台か直進車をやり過ごした後、右折を開始したところ直進してきたバイクと衝突し、乗っていたライダーが死亡する事故が発生しました。
 ドライバーの話では、「何台か右折待ちでやり過ごした後、もう大丈夫と思って右折したら、当然目の前にバイクがあった」などと供述しており、バイクが対向直進車の死角にいて見えなかったことをうかがわせています。
 右折するとき、対向直進車が目の前を通過すると同時に一気に右折する人がいますが、こういう右折をしていると、直進車の死角にバイクがいたりすると対応できません。
 右折時は、直進車が通り過ぎた後に、ゆっくりと右折していけば、たとえバイクが直進して来ていても、十分に対処できるはずです。

(シンク出版株式会社 2013.3.29更新)

交差点事故を防止する運転者教育教材

 交差点とその付近は、もっとも事故が多発する地点です。

 

 本冊子は、交差点における「右折」「左折」「直進」時の運転行動をチェックし、自分自身の行動の危険度を理解したうえで、運転目標を設定し、事故多発地点である交差点での事故防止を図ることができます。

 

【詳しくはこちら】

今日の安全スローガン
今日の朝礼話題

3月21日(木)

サイト内検索
運行管理者 安全運転管理者 出版物 教材

──新商品を中心に紹介しています



──ハラスメント、ビジネスマナー教育用DVDを好評発売中です

運行管理者 指導監督 12項目 トラック 貨物運送事業所
交通安全 事故防止に役立つリンク集
安全運転管理.COM 交通安全 事故防止 安全運転管理 運行管理 教育資料 ドライバー教育 運転管理

当WEBサイトのコンテンツの利用、転載、引用については「当サイトのご利用について」をご覧ください。

弊社WEBサイト、出版物においては「普通自転車」を「自転車」と表記しております。

詳しくはこちらをご参照ください。