交通規制標識のなかには、標識の下に小さく時間の指定や曜日の指定があるものがあります。
皆さんは、この時間指定、曜日指定を意識して車を運転されていますか。
時間指定がある代表的な道路は、通学路です。学校の通学路付近の道路は、登校時間にあたる時間帯は車の通行を禁止しているところがあります。たとえば、指定方向外進行禁止標識の下に「日曜・休日を除く」と「7-9」の補助標識が設置してあり、平日の午前7時から午前9時まで間、通学路の方に車が進入できないところがあります。
ところが、ほとんどのドライバーは「時間指定、曜日指定」の補助標識があっても、あまり気にしていません。というよりも、「気づいていても無視する」ことが多いのではないでしょうか。
終日通行が禁止されている道路なら、走行する人はいないとは思いますが、時間が指定されているところは、その時間内であっても「まあいいか」とか「警察官に見つからなければいいか」などと、割と気軽な気持ちでルールを無視して運転することがあります。
この他にも、パーキングメーター等のある道路も、「時間指定、曜日指定」をされているところがあります。
通学路付近の道路を走行するときや、パーキングメーターがある場所に車を止めるときには、現在の時間と標識に記されている時間をよく確認して、違反をしないようにしてください。
(シンク出版株式会社 2013.4.18更新)
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