車を運転していると、さまざまな路面標示に出会いますが、今日は黄色の路面標示の違いについて考えてみたいと思います。
黄色の路面標示というと、すぐにセンターラインの黄線が思い浮かびますが、他にも沢山あります。次の2つの図で示した路面標示については、名称などの違いがわかるでしょうか?
図1のほうは、「立ち入り禁止部分」を示した路面標示ですので、この中に入ってはいけません。
よく、「停止禁止部分」であることを示しているので、停止しなければ通行してもいいのではないか、やむを得ない場合はこの標示の中に入って通行することができる、と思っている人もいますが、両方とも間違いです。
また、形も図で示したような角が丸いものばかりではありませんので、注意してください。
図2のほうは、路面電車などの停留所を示す「安全地帯」を示したものです。ですから、ここも「立ち入り禁止部分」と同じで、通行もできませんし、やむを得ない場合でも絶対に入ってはいけないゾーンとなっています。
両方とも同じような意味ですが、いずれにしても、黄色の線で囲まれた部分は、「通行も停止もできない」と覚えておいてください。
(シンク出版株式会社 2013.6.18更新)
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