先日、道路を歩いていると、右前からフルフェイス型のヘルメットをかぶったライダーが後ろにバイクを押してきて、バイクに乗ろうと跨ごうとしたときに、足で蹴られてしまいました。
バイクを後ろに押してきたときから、「人がいるのに危険なことをする人だな」という意識はあったのですが、まさか蹴られるとは思いませんでした。
フルフェイスのヘルメットをかぶっているということは、ほとんど前しか見えていませんので、後方を見るときはそちらにキチンと顔を向けて確認する必要があるのですが、その人はほとんど見ずにバックしてきました。
バイクの人も、フルフェイスのヘルメットをかぶると、後方に死角があるのはわかっていると思いますがですが、後方に顔を向けるのが面倒くさくて、つい確認を怠ったのだろうと思います。
車を運転するときにも、事例のバイクのように面倒くさくて死角の確認を省略することはよくありますよね。「いつも何もないから」とか、「急いでいるから」などと、勝手な理屈を並べ立てて確認を怠ることが結構あります。
死角の多い車に乗っているときやバックするときには、面倒がらずに死角の確認は絶対に行ってください。そうすれば、確認不足による事故はなくなると思います。
(シンク出版株式会社 2013.7.17更新)
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