寝酒は睡眠の質を下げる

 暑くて寝苦しい夜が続くと、ついお酒を飲んで酔いにまかせて寝ようとする人もいます。

 しかし、寝酒は科学的には睡眠の質を下げてしまうことがわかっていますし、思ったほど睡眠効果は高くなく、逆に覚醒させる作用もあるとも言われています。たとえば、酒を飲んで寝た日に限って、早く目が覚めてそれから寝ようとしても寝つかれないという経験はありませんか?

 これは、アルコールによる睡眠は、正常な睡眠と異なり、浅いノンレム睡眠が長時間続くために、夜中に何度も目を覚ましたり、早くに目が覚める原因にもなっているからです。
 
 確かに、酔って寝るときは気持ちがよいのですが、途中で目が覚めたり早く目覚めたりすることを考えると、あまり寝酒ばかりに頼っていると、脳も身体も十分に休まらず、自分が思っているほど睡眠効果が得られていないということになります。

 また、寝酒を長期間続けていると、体がアルコールに慣れてきて少量の飲酒では眠れなくなり、徐々にアルコールの量が増えていくこともあります。最悪の場合、アルコール依存症の引き金になることもあります。

 寝酒が習慣になっていて量も増えがちな人は、眠れないからといってすぐに酒を飲むのではなく、静かな音楽を聞いて眠くなるまで待つなど、寝酒に頼らない睡眠方法を自分なりに工夫してください。


(シンク出版株式会社 2013.7.30更新)

運転者心理の危険を診断する自己診断テスト

事故の原因を突き詰めていくと、その背景には「前車が止まるとは思わなかった」など、運転者の危険な心理が潜んでいます。

 

自己診断テスト「運転者心理に潜む危険をチェックしよう」は、日頃の運転を振り返り、48の質問に「ハイ」「イイエ」で答えていただくと、運転者心理に潜む6つの危険について診断することができます。

 

【詳しくはこちら】

今日の安全スローガン
今日の朝礼話題

10月7日(月)

サイト内検索
運行管理者 安全運転管理者 出版物 教材

──新商品を中心に紹介しています



──ハラスメント、ビジネスマナー教育用DVDを好評発売中です

運行管理者 指導監督 12項目 トラック 貨物運送事業所
交通安全 事故防止に役立つリンク集
安全運転管理.COM 交通安全 事故防止 安全運転管理 運行管理 教育資料 ドライバー教育 運転管理

当WEBサイトのコンテンツの利用、転載、引用については「当サイトのご利用について」をご覧ください。

弊社WEBサイト、出版物においては「普通自転車」を「自転車」と表記しております。

詳しくはこちらをご参照ください。