車に「赤ちゃんが乗っています」や「Baby in Car」など、赤ちゃんが乗っていることを知らせるステッカーや標識をつけている車をよく見かけます。
こうした車のなかには、赤ちゃんが乗っているので安全運転をするのかと思いきや、乱暴な運転をする車も少なくありません。
つい先日も、片側3車線の真ん中の車線を走行していたのですが、左側からいきなり追い越して目の前に割り込んできた車がおり、後ろを見ると「赤ちゃんが乗っています」のステッカーが張ってありました。
このステッカーは、「赤ちゃんが乗ってるから、衝突したりすると赤ちゃんが死ぬ確率が高いから、周りの人に対して気をつけて運転してください」という意味だと思っていましたので、本当にびっくりしました。
このステッカーの意味を調べてみると、アメリカで交通事故を起こした車の中から大人だけが助け出され、後部座席の隙間に挟まっていた赤ちゃんはレスキュー隊に気づかれなかった事故があり、レスキュー隊に知らせるステッカーが提案されたと言われていますが、真偽のほどは定かではありません。
いずれにしても、このステッカーをつけているのなら、赤ちゃんを事故から守ることが大前提のはずです。「何のためにステッカーを張っているの?」と問いたくなる乱暴な運転をしないようにしましょう。
(シンク出版株式会社 2013.8.9更新)
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