お盆休みも過ぎて、各地で発生した渋滞も少なくなるとは思いますが、夏休み期間中は、まだまだ渋滞が発生しやすい時期です。
渋滞に巻き込まれたときに、いちばん注意をしなければならないのは、渋滞中のわき見運転です。
渋滞中に油断してわき見をして、停止している前車に気づくのが遅れて追突するというパターンですね。
もう一つ注意しなければならないものは、渋滞車両の間をぬって走行してくるバイクです。
順調に交通が流れているときには、バイクは車両の後ろなどを追従走行していますが、車が混んできたり渋滞気味になってくると、ほとんどのバイクは、車両の後ろを走行するをやめて隣車線との間や左側の路肩部分などを走行して、前のほうへ進行して行きます。
一方、渋滞のなかを走行しているドライバーは、順調に走行しているときには、左後方から近づいてくるバイクなどに十分注意していますが、渋滞気味の走行が長くなると、そういったバイクに対する注意が疎かになりがちです。
そうしたときに、車線変更しようとしたり、左折しようとしたときに、後方から近づいてきたバイクに気づかずに衝突することがあります。
渋滞中に車線変更などをするときには、必ず後方からバイクが近づいていないかをチェックしてください。
(シンク出版株式会社 2013.8.21更新)
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