9月9日は「救急の日」です。9と9の語呂合わせですが、この日を挟んで8日(日)から9月14日(土)までは「救急医療週間」も実施されます。
応急救護措置の講習を受けていても、いざとなると、人工呼吸がなかなかできないという人は多いようですが、心臓マッサージを実施するだけでも、救命率は非常に高くなります。
救急の日には、消防署や医療機関が中心となった救命措置講習などが各地で行われますが、最近は「自動体外式除細動器」=AEDの使用方法を教える講習なども増えています。
AED(Automated External Defibrillator)は、不整脈(心臓が細かくブルブルふるえていて、血液を全身に送ることができない状態)を起こしている人に有効で、強い電流を一瞬流して心臓に電気ショックを与えることで、心臓の状態を正常に戻す機能をがあります。
電源スイッチを入れると説明音声が使い方を順に指示してくれるので、誰れでも使うことができ、心臓マッサージの代わりとなることがあります。AEDは設置場所が増えていますので、この機器の使い方を学ぶだけでも、少し自信がつくと思います。
不幸にして交通事故を起こしてしまっても、被害者を一生懸命救護することで、命を救うことができます。
今日の「救急の日」を機会に、自分が事故現場で怖がらずに救護をすることを決意してください。
(シンク出版株式会社 2013.9.9更新)
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