パンクへの対処はきちんとできますか?

 タイヤのパンク処理をしたことがあるという人は、あまり多くはないと思いますが、過去に経験のあるという方でも最近の車は様相が変わっていることに注意してください。

 先日友人の車に乗り合わせて、紅葉見物に出かけた山の中の狭い道で、久しぶりにパンクに見舞われました。

 陥没した道路の水たまりの中に尖った石が隠れていたのに気づかないまま、浅い水たまりだと思って走行し、タイヤが傷ついて空気が抜け、走行できなくなったのです。


 タイヤ交換をしようと車のトランクを開けたところスペアタイヤはなく、床下には代わりに応急修理剤を充填するコンプレッサーとパイプが入っていました。しかし、修理剤はなぜか使用済みで空でした。誰かがすでに一度パンク修理をしていて使ってしまったのです。タイヤ交換も修理もできないので、自走できなくなってしまいました。
 しかも、パンクした場所は携帯電話の電波が入らない山中で、救援のレッカー車を呼ぶために遠くのドライブインまでヒッチハイクをして行くしかありませんでした。

 最近、コンパクトカーを中心にスペアタイヤがない車も多くありますので、充填剤の使い方をマスターしておく必要があります。
 皆さんも、さっそく帰ったらマイカーを点検してスペアタイヤ(テンパータイヤ)が入っているかどうかを確認し、空気圧が抜けていないかもチェックしておきましょう。応急修理剤タイプの車では、充填キットの確認をしてください。
 なお、パンク応急修理剤は釘がささった程度のパンクであれば臨時の応急措置として役立ちますが、バースト状態では充填しても自走は不可能な場合がありますので、山の中では、タイヤに負担をかけないような慎重な運転をしてください。
 

 (シンク出版株式会社 2013.11.1更新)

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