長時間運転していると、眠気が襲ってくることはよくありますが、それを「まだ大丈夫」とガマンして運転していると、居眠り運転で事故を起こすことになりかねません。
アメリカの疾病管理予防センターのアンG.ウィートン博士の研究によりますと、危険な兆候として、次のような「眠気のサイン」をあげています。
たとえば、「あくびが出る」、「瞬きが増える」、「一瞬記憶が飛んで数キロ走行してことを忘れる」、「高速道路の出口を見逃した」、「車線を越えた」、「センターラインにあるデコボコを踏んで音がした」、などがあれば「すぐに休憩すべし」のサインだということです。
こういう兆候に気づいたら、安全な場所を見つけて休憩をすることが大事です。また、運転中に眠気を感じたら、「窓を開けたり」、「アップテンポの音楽をかけたり」する人がいますが、これらはほとんど効果がないということです。
完全に眠気を取るには、「アラームをセットして短時間の仮眠をとる」、「コーヒーを買って飲む」、「少し周りを歩く」といった方法が効果的だと指摘しています。これは、アメリカからの報告ですが、日本でも参考になることがありますので、居眠り運転防止に役立ててください。
(2013.11.13更新 シンク出版株式会社)
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