最近のニュース報道を見ていますと、赤信号を見落として歩行者をはねるという事故が立て続けに発生しています。
さる12月2日午前7時25分ごろ、福井県鯖江市の市道で青信号で横断中の小学生の列に軽乗用車が突っ込み、1人が頭を強く打つなど重傷を負う事故がありました。
軽自動車を運転していた男性会社員(28歳)は「信号を見落とした」と供述しているということです。
また、同日の午後2時15分ごろ、大阪府枚方市の市道で青信号で横断歩道を渡っていた下校中の小学生3人が乗用車にはねられ、足や腹などに軽傷を負うという事故がありました。乗用車を運転していた女性運転者(66歳)は「携帯電話で話しながら運転していて気づくのが遅れた」などと供述しているということです。
この二つの事故を見ていると、運転に対してあまりにも緊張感がなさ過ぎます。横断歩道がある道路を運転しているのに、「赤信号を見落とす」なんていう人は、はっきり言って車を運転する資格はありません。
車を運転するということは、1トン近い鉄の塊を動かしているということです。それを、赤信号を見落として小さな子どもに衝突させると、どういうことになるのか、想像がつかない人は運転者失格です。
(シンク出版株式会社 2013.12.5更新)
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