年末・年始にかけて、帰省やレジャーで長距離ドライブに出かける人も多いと思います。
そのとき注意していただきたいのが、燃料の給油間違いです。
燃料の油種間違いというと、「そんな馬鹿な」と思う人もおられると思いますが、意外と多く発生しているのです。
JAFでは、今年9月1日から10月31日までの2か月間にわたり、燃料の給油間違いによる救援依頼について全国的な調査を実施しています。
それによりますと、2か月間で258件のトラブルが発生しています。これは、昨年の5月から6月にかけて行われた前回調査の256件とほぼ同数の結果となっており、相変わらず給油間違いが起こっていることを示しています。
その原因を見てみますと、「勘違いした」「うっかり」「急いでいた」「考え事をしていた」といったうっかりミスによるものが58件ともっとも多く、「普段乗らない車だった」「社用車」「代車」「初めて乗った車」といった普段乗り慣れていない車での間違いが18件ありました。
また、信じられないことに「軽自動車は“軽油”だと思っていた」も16件もありました。
乗り慣れたマイカーで出かけるときにはあまり給油間違いが起こらないと思いますが、レンタカーや代車などで出かけてセルフ式のガソリンスタンドで給油するときには、ガソリンか軽油なのかを今一度確認して給油しましょう。
(シンク出版株式会社 2013.12.26更新)
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