今年の冬は、厳しい寒さが続く予報ですので、これからも雪道走行の機会が増えてくると思います。
雪道では、スリップしやすいので注意が必要なのですが、一言で「雪道」と言っても路面の状態はいろいろありますので、雪道走行のまず一歩は、雪道路面の違いを知ることが大事です。
雪道のなかでいちばん危険なのは、氷のようになったアイスバーンの路面です。これは、昼間に気温が上昇して雪が解け、夜になって再び気温が下がると、アイスバーンとなります。このようになった路面では、氷の上を走るようなものですから、非常に滑りやすくなっており、絶対に無理な運転は禁物です。
また、同じような路面で「ブラックアイスバーン」と呼ばれるものがあります。「ブラックアイスバーン」は、一見濡れたアスファルト路面のように黒く見えますが、実は路面が薄い氷に覆われている状態になっています。
冷え込みがきつい夜間や早朝などに走行するときには、路面が黒く見えたら「ブラックアイスバーン」だと思って、スピードを落として慎重な運転をしてください。
(シンク出版株式会社 2013.12.27更新)
小冊子「雪道・凍結路の危険をイメージしよう」は、冬道を走行するドライバーに対して、安全な運転方法を指導するのに最適の教材です。
雪道を走行するにあたって、必要な知識が身についているか、また危険な行動をしていないかを「はい」「いいえ」でチェックすることにより、冬道走行の基本を学んでいただくことができます。