雪道でわき道に入るときは路面の違いに注意

 寒冷地の幹線道路でも、除雪がしてあったり融雪施設が整っているために、路面に雪が積もっていることはほとんどありません。そのため、寒冷地と言えども、幹線道路を走行している限り、通常の濡れた路面を走行している感覚で運転することができ、あまり雪道走行の危険を感じずに走行することができます。

 ところが、幹線道路から一歩わき道に入ると、除雪をしていなかったり、融雪施設がなかったりして、路面に雪が積もったままの状態のところがあります。幹線道路から左折してわき道に入るときには、路面の違いに注意しなければなりません。

 幹線道路をずーと走行していると、雪のない路面に慣れてしまって、路面がスリップしやすいという意識や感覚が薄れてしまい、そうした感覚を持ったまま路面に雪が残っているわき道に入ると、思わぬスリップ事故を起こすことになるからです。

 幹線道路からわき道に入るときには、進入しようとする道路の路面状態を慎重に見極める必要があります。雪がないように見えても、路面の一部に雪がシャーベット状になって残っていることがありますし、交通量の少ないわき道では路面の一部が凍結していることもあります。

 走行する時間帯や天候状態にもよりますが、幹線道路からわき道に入るときには、これまで走行してきた道路の路面状態とは違うということを頭に入れ、交差点手前で十分にスピードを落として慎重な運転をしてください。

(シンク出版株式会社 2014.1.7更新)

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