最近、夕方に車を運転していて「西日がまぶしい!」と感じることはありませんか?
この時期は、太陽の軌道の位置が低いところにあるために、西日がまぶしく感じる機会が多くなりますので注意が必要です。
さる1月19日午後4時25分頃、栃木県高根沢町の交差点で、横断歩道を渡っていた近所の親子連れが乗用車にはねられ、3歳の女児が頭などを強く打って死亡するという事故がありました。
横断歩道を渡っていた女性は、「(歩行者用の)信号は青だった」と話しており、乗用車を運転していた男性は「西日で前が見えなかった」と供述しているということです。
西日に向って走ると、まともに太陽の光が目に入り、本当に前が見えにくくなります。
周囲の状況が見えにくいまま走行していると、信号の見落としなどにつながりますので、すばやくサンバイザーを降ろして視界の確保に努めるとともに、スピードを落として走行するようにしてください。
また、西向きのトンネルの出口付近なども、まともに西日があたることがありますので、トンネル内であらかじめサンバイザーを降ろしておくようにしてください。
(シンク出版株式会社 2014.1.27更新)
事故の原因を突き詰めていくと、その背景には「急いでいたので無理な車線変更をしてしまった」など、運転者の危険な心理が潜んでいます。
自己診断テスト「運転者心理に潜む危険をチェックしよう」は、日頃の運転を振り返り、48の質問に「ハイ」「イイエ」で答えていただくと、運転者心理に潜む6つの危険について診断することができます。