車を降りて郵便物を投函するときは必ずサイドブレーキを

    写真は記事とは直接、関係ありません
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 皆さん、ニュースなどでご存じだと思いますが、1月29日午前6時50分ごろ、埼玉県川越市の東武東上線の踏切で、普通電車と軽乗用車が衝突する事故がありました。

 報道によりますと、軽乗用車を運転していた女性(41歳)が車を離れた間に、無人のまま踏切に進入したものでした。
 現場は大きな傾斜のある坂道ではなく、女性は「踏切の先頭に車を止めて、郵便物を投函するために離れたところ、車が動きだして衝突した」と話していることから、AT車特有のクリープ現象で、車が動き出したものと思われます。
 
 郵便ポストに郵便を投函するためにちょっと車を離れるときは、「少しの時間だから」「すぐに戻るから」といった意識が働くせいか、Pレンジに入れサイドブレーキをかけるという停車措置の基本を忘れがちになります。


 私も以前、マニュアル車でニュートラルに入れたままサイドブレーキをかけずに車を離れ、郵便物を投函しているときに車が動き出した経験があります。
 そこは、路面に少し傾斜があったために動き出したのですが、慌てて車に戻ってブレーキを踏んで事なきを得ました。
 どんなに少しの時間と思っても、車から離れるときには、チェンジレバーをPレンジに入れ、サイドブレーキをかけることを徹底しましょう。

 

 (シンク出版株式会社 2014.2.3更新)

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