「睡眠時無呼吸症候群」をご存知ですか?

 さる3月3日の午前5時10分ごろ、富山県小矢部市の北陸自動車道小矢部川SAで高速バスが駐車中の大型トラックに衝突し、バスの運転手と乗客の2人が死亡する事故が発生しました。


 事故原因は明らかになっていませんが、運転者の居眠り運転か体調が急変した可能性が指摘されています。
 居眠り運転であった場合、まず「睡眠時無呼吸症候群」ではないかという疑いが出てきますが、「睡眠時無呼吸症候群(略称:SAS)」とは、いったいどんな病気がご存じでしょうか?
 医学的には、呼吸が10秒以上停止する「無呼吸」の状態が一晩(7時間の睡眠中)に30回以上、もしくは1時間あたり5回以上あるものとされています。

 

 この病気は、無呼吸によって睡眠が分断されるために十分な睡眠がとれずに、慢性的な睡眠不足に陥り、昼間でも突然睡魔に襲われたりすることがあり、交通事故を起こす危険性が高いと言われています。
 夜中に「いびきをかく」、「呼吸が止まる」、起きたときに「熟睡感がない」、「頭が重い・ズキズキする」、昼間に「強い眠気がある」、「だるさや倦怠感がある」、「集中力が続かない」などの症状があると言われています。


 また、睡眠時無呼吸症候群は、年齢が高くなるにつれて罹患率が高くなり、肥満している人に多くみられますので、中高年で太っている人は要注意です。


(シンク出版株式会社 2014.3.10更新)

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3月29日(金)

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