高架下の交差点で右折するときは死角に注意!

 高架下の交差点では高架の脚のため、対向車線が見えにくくなっていることが多いので注意が必要です。

 このような交差点では、昼間は青色矢印信号で直進車や右折車を制御していることが多いので、右直事故などが起こりにくくなっていますが、夜間や早朝は交通量の関係から点滅信号に変わっていることもあり、直進する側、右折側とも慎重な安全確認が重要になります。

 さる3月3日午前0時25分ごろ、愛知県名古屋市内の国道302号で、交差点を右折していた乗用車(35歳女性運転)に対し、対向車線側を直進してきた原付バイクが衝突する事故が起きました。

 交差点を右折しようとした乗用車の左側面部にバイクが突っ込んだ形で、事故でバイクを運転していた16歳の男性が死亡しています。現場の交差点は高架橋脚のため、互いに対向車線側の見通しが悪くなっていたそうです。

 皆さんも、高架橋の下を右折する場合は、とくに見落としやすい直進バイクに気をつけてください。また、高架橋の下を直進しているときには、橋脚の陰から右折してくる車の運転者には自車が見えていない危険があることを予測しておきましょう。

 

(シンク出版株式会社 2014.4.3更新)

■交差点における運転の危険度をチェックする事故防止教育教材

 

セルフチェックシリーズ「交差点事故の危険度をチェックしよう」は「左折」、「右折」、「直進」するときの運転ぶりチェックし、どのような運転の弱点があるかを理解することができる参加型教材です(一般車トラック編があります)。

 

 

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10月16日(水)

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