二段階停止線のある交差点で信号無視をしない - 人と車の安全な移動をデザインするシンク出版株式会社

二段階停止線のある交差点で信号無視をしない

 人間は誰でも、信号待ちの時間が長い交差点では、無理をしてでも渡っておきたいという心理が働きますよね。こうした心理は、先を急いでいればいるほど顕著になるのは、皆さんご存じのとおりです。
 
 無理して交差点を通過しやすい場所は、信号待ちが長い交差点だけではありません。二段階停止線がある交差点でも、無理をして通過しようとする傾向があります。

 二段階停止線というのは、前方に二輪車用の停止線があり、後方に四輪車用の停止線を設置されており、二輪車の巻き込み事故を防止する目的で始められたものです。
 
 二段階停止線がある交差点では、幅員が広いところが多いので、前方の信号が赤になっても交差道路の信号が青になるまでの時間が少し長めになっているところがあります。

 こうした交差点では、運転者は交差道路の信号が青になるまでに少し時間があると思い、信号が赤に変わっても無理をして通過しようとするのです。


 無理をして通過しようとするということは、スピードも出ていますし、周りに対する注意も疎かになりがちで、事故の危険性が高くなります。どんな交差点でも、信号無視は絶対にしないでください。

(シンク出版株式会社 2014.4.18更新)

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