小学校低学年の事故は5月以降多発します

 4月になると、新入学の児童が道路に出てきますので、車を運転する人は小さな子どもの動きには十分な注意が必要です。
 しかし、注意しなければならないのは4月だけではありません。警察庁のまとめによりますと、小学1、2年生が歩行中に交通事故に遭う人数は、入学や進級直後の4月と比べ、5~7月に増える傾向にあるからです。

 平成21年から25年までの5年間の月別データをに集計した結果、小学1年生の死傷者は、4月に693人でしたが、5月は1031人と急増しており、6月が1139人、7月も1000人と増えています。
 2年生も、4月は848人だったものが、5、6月はともに1000人前後に増えています。

 5~7月に事故にあった1、2年生の事故を時間帯別にみると、放課後の「午後2時~6時」に事故に遭うケースが約65%といちばん多く、通行目的別では、「登下校中」がいちばん多く、約31%を占めています。
 また、法令違反の有無別では、約67%に法令違反あり、そのうち約60%が公園などから路上に走り出るなどの「飛び出し」で事故に遭っていました。
 
 これから5月を迎えます。午後2~6時ごろに生活道路や学校付近を走行するときには、子どもは法令違反をするものだと考え、これまで以上に「飛出し」等に備えた運転をしてください。

(シンク出版株式会社 2014.4.28更新)

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