少し前までなら、自動車部品の盗難と言えば「ナンバープレート」や「カーナビ」などが上位を占めていました。しかし、最近の報道によりますと「ヘッドライト」の盗難が増えているとのことです。
愛知県警によりますと、今年1~4月に愛知県内で発生した車の部品の窃盗事件は1505件あり、「ナンバープレート」の盗難が最も多くなっていますが、3月ごろからはヘッドライトを狙う犯行が急増しているとのことです。ハイブリッドの乗用車や高級ミニバンが多く被害に遭っており、特定の車種が狙われる傾向にあります。
犯行の手口としては、深夜から未明にかけての発生が多く、運転席の窓ガラスや三角窓を割って車内に入ってボンネットを開けヘッドライトをユニットごと盗んでおり、インターネットで転売されているとみられています。
ユーザーは、ヘッドライトの盗難まで警戒をしていないと思いますが、これからは十分に警戒しておく必要がありそうです。具体的には、犯行者は音や光を嫌がるため、駐車場にセンサーライトを取り付けたり、車に警報装置などを付けるといった対策をとっておくことが大切です。
(シンク出版株式会社 2014.5.16更新)
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