道路に合流するときは二輪車の存在を無視しない

 さる5月18日午後7時20分ごろ、茨城県牛久市の県道で、道路脇のゴルフ練習場から出てきた乗用車と二輪車が衝突し、乗っていたライダーが死亡する事故がありました。現場は片側2車線の直線道路で、乗用車が二輪車の前に入り込もうとしてぶつかったものとみられています。

 駐車場などから道路に合流する場合、まず右方向からくる車がいないかを確認しますよね。そして、車が来ていないか、あるいは遠くにいて十分に合流できる場合に道路に進入していきます。


 ところが、右から来ている車が二輪車の場合には、車体が小さいために遠くに見えたり、近づいて来るスピードも遅めに判断しがちになります。そのため、先に進入しても大丈夫だろうと判断して、二輪車の前に進入してしまい、事故になることが少なくないのです。
 
 さらに、日が暮れて暗くなっていると、遠くに二輪車のライトが1灯しか見えませんので、二輪車までの距離や近づいて来るスピードなどの判断はいっそう難しくなります。

 四輪車のドライバーは、往々にして二輪車の存在を無視したり、軽くみる傾向があります。二輪車は思っている以上のスピードで近づいてきますの、強引にその前に入り込もうとするのは危険です。

 

(シンク出版株式会社 2014.5.22更新)

■あなたの運転における健康リスクをチェック!

 

小冊子「健康管理と安全運転」は、健康管理を徹底していなかったために発生したと思われる、重大事故等の6つの事例をマンガで紹介しています。

 

各事例の右頁では、垰田和史滋賀医科大学准教授(医学博士)の監修のもと、日々気を付けなければならない健康管理のポイントをわかりやすく解説しています。

 

【詳しくはこちら】

今日の安全スローガン
今日の朝礼話題

10月7日(月)

サイト内検索
運行管理者 安全運転管理者 出版物 教材

──新商品を中心に紹介しています



──ハラスメント、ビジネスマナー教育用DVDを好評発売中です

運行管理者 指導監督 12項目 トラック 貨物運送事業所
交通安全 事故防止に役立つリンク集
安全運転管理.COM 交通安全 事故防止 安全運転管理 運行管理 教育資料 ドライバー教育 運転管理

当WEBサイトのコンテンツの利用、転載、引用については「当サイトのご利用について」をご覧ください。

弊社WEBサイト、出版物においては「普通自転車」を「自転車」と表記しております。

詳しくはこちらをご参照ください。