たとえ短時間でも子どもを車内に残さないで! - 人と車の安全な移動をデザインするシンク出版株式会社

たとえ短時間でも子どもを車内に残さないで!

写真は本文中の事件と関係ありません
写真は本文中の事件と関係ありません

 先日も「春先に多い車内の熱中症に注意」という話題を提供させていただきましたが、まだまだ子どもを車内に残したまま車を離れる人が後を絶ちませんね。
 
 さる6月11日午後2時5分ごろ、金沢市の市保健所・駅西福祉健康センター駐車場内で、センター職員から「ドアロックされた車中に子どもがいる」と119番通報があり、消防が出動するという事件がありました。
 
 出動した消防によりますと、車の窓は閉め切られエアコンもついていなかった状態であったため、消防隊が車の窓ガラスを割り、車内から乳児を救い出しました。母親は、センターに書類を提出するため、車内に乳児を一人残して車を離れたということです。


 車内に置いた子どもが熱中症になっているケースでは、この事例のように「少しの時間だから」「寝ているから」といった理由で車内に残すことが少なくありません。

 これから気温が上昇するシーズンに入りますので、車内の温度は短時間で驚くほど上昇します。絶対に子どもだけを車内に残したまま、車を離れないようにしてください。

 

(シンク出版株式会社 2014.6.17更新)

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