「思いやり」と「ルール」は表裏一体

 ドライバーが歩行者や他車に対して「思いやり」を持って運転することが大切なことですが、「思いやり」と「ルール」は違うものだと思っていませんか?
 
 たとえば、信号のない横断歩道があり歩行者が立っているとします。このとき、ドライバーが横断歩道の手前で停止して歩行者を先に横断させたとき、ほとんどの人は「思いやり」のある運転だと思うかもしれません。

 確かに、「思いやり」があるのは事実ですが、この行為は交通ルールとしてもハッキリと定められており、単にルールを守って運転しただけなのです。このように、「思いやり」と思って運転していることが、実は交通ルールでも定められているということはいくらでもあります。

 「思いやり」だと思って運転していると、少しイライラしたり、急いでいたりすると、「いつもは譲ってあげるのだけど、今日は少し急いでいるから」と自分に言い訳して通過することがあります。逆に、これを交通ルールだと認識していれば、いつも歩行者などに先を譲ることができます。
 
 自分が「思いやり」と思っている運転行為のほとんどは、交通ルールにも定められていますので、いつも交通ルールを守るという意識で「思いやり運転」を心がけてください。

 

(シンク出版株式会社 2014.9.3更新)

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