意識がない状態で運転できるの?

 危険ドラッグを吸って車を運転し、悲惨な事故を起こすケースが後を絶ちません。
 事故を起こした運転者のほとんどは、意識がもうろうとして「車に乗る前に危険ドラッグを吸った。事故のことは覚えていない」などと供述しています。
 こうしたニュースに接するたびに、自分で車を安全にコントロールできない状態と知っていながら、なぜ車を運転して事故を起こすのか理解に苦しみます。
 
 危険ドラッグに限らず、飲酒運転などでも同じですが、車を運転しているときに正常な意識でないということは、前を見て適確な状況判断ができない状態で運転しているということです。
 車を安全にコントロールできない状態と分かっていながら運転して、事故を起こして人を死亡させることは、ある意味「殺人行為」と言われても仕方がありません。

 一昔前、交通死亡事故が多発していたときには、よく「車は走る凶器」と言われていました。今ではあまり耳にすることがなくなりましたが、車は「走る凶器」であることには変わりありません。
 車を運転するということは、絶対に他人を殺さない、傷つけないという義務と責任を背負っているということを忘れないでください。

(シンク出版株式会社 2014.9.19更新)

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