20日から秋の全国交通安全運動が実施されることは、皆さんもよくご存知だと思います。
運動のテーマは「子どもと高齢者の事故防止」です。私達も、とくに子どもや高齢者の歩行者などを見かけたら注意しましょう。
ところで、最近事業用トラックの交通事故が多発しているため、全日本トラック協会では秋の全国交通安全運動にあわせて「緊急特別安全対策」を打ち出し、トラックドライバーにリーフレットを配って注意を促しています。
その資料を見たところ、私たち一般ドライバーにも参考になる内容なので、簡単に紹介したいと思います。
緊急特別対策における事故防止ポイントとしては、トラックドライバーに対して次の4点をあげています。
1 交差点での右折事故防止──安全確認の徹底
2 交差点での左折事故防止──安全確認の徹底
3 追突事故防止──車間距離保持と制限速度遵守
4 高速道路での事故防止──健康管理と漫然運転の防止
とくに1と2は、横断歩道などを横切るとき、歩行者や自転車などを見落としやすいので、安全確認を徹底するように呼びかけているものです。
ルールを守り安全運転をしているつもりの人でも、交差点の右左折時にはうっかり歩行者・自転車などの確認を忘れがちです。
今一度、安全確認の徹底を心がけましょう。
(シンク出版株式会社 2014.9.22更新)
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