皆さんご存じのように、高速道路を走行していて目的地のインターチェンジをうっかり通り過ぎてしまっても、一般道路と同じようにUターンして戻るということはできません。
しかし、目的地のインターチェンジをうっかり通り過ぎてしまったりすると、パニックになってバックして引き返したり、中央分離帯の切れ目などでUターンする人がいます。
さる9月4日午後2時ごろ、大阪府阪南市の阪和自動車道下り線で、76歳の男性が運転する軽乗用車が約15キロ逆走して、大型トラックの側面に衝突する事故がありました。避けようとした車がガードレールにぶつかるなどした物損事故も2件あったということです。
軽乗用車を運転者は「目的地のインターチェンジで降りるのを忘れて通り過ぎてしまったのでUターンした」と話しているということです。
高速道路を走行中に、うっかりして目的地のインターチェンジを通り過ぎたときには、絶対にバックしたり、Uターンなどせず、そのまま次のインターチェンジまで走行し、そこで降りて改めて高速道路に入るようにしてください。
(シンク出版株式会社 2014.10.1更新)
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