明日、10月10日は目の愛護デーですね。目の健康について考える日です。
運転にとってもっとも重要な情報は、目から得ています。しっかり交通状況を確認するためには、自分の視力を常に最良の状態にしておくことが大切です。
自分は目がいいと自慢の人も、デスクワークなどでパソコンを長時間使用し目を酷使していると、知らず知らずのうちに視力が低下していることがありますので、視力測定をしておきましょう。
運転免許に合格するのに必要な視力は片方の裸眼で0.3以上、両眼で0.7以上とされていますが、これは最低限の水準ですので、見えにくくなったら、ぜひ眼鏡などで矯正してください。
運転をするときだけは、運転用眼鏡をかけるというタクシーやトラックのドライバーもいますが、プロとしては当然の心がけですね。
すでに眼鏡をかけている人も、レンズの度数をマメに変えたり乱視の度を調整したりすると、遠くの信号がハッキリと確認できたり、雨の日のチラツキなどを緩和でき、運転がしやすくなることがあります。
普段本を読んだりテレビを見たりするのと、運転で「見る」ことは意味が違いますので、運転用の眼鏡に投資することも安全運転のためには必要なことだと思います。
(シンク出版株式会社 2014.10.9更新)
小冊子「健康管理と安全運転」は、健康管理を徹底していなかったために発生したと思われる、重大事故等の6つの事例をマンガで紹介しています。
各事例の右頁では、垰田和史滋賀医科大学准教授(医学博士)の監修のもと、日々気を付けなければならない健康管理のポイントをわかりやすく解説しています。