最近、埼玉県で泥酔するなどして路上に寝込んだ人が車に轢かれる「路上寝込み」事故が多発しており、注意を呼びかけているというニュースがありました。
報道によりますと、埼玉県内ではすでに昨年1年間死者数の5人を上回る8人が死亡しており、死亡した8人はいずれも飲酒による酩酊(めいてい)状態で、自宅付近の路上で寝込んだり座り込んでいたということです。
こうした「路上寝込み」による事故は、午後10時~午前4時ごろの時間帯で発生しており、繁華街から外れた郊外や住宅街などで頻発しているということです。
夜間、車を運転しているときに、路上に人が寝込んでいても、それが人なのか物なのかを一瞬で判断するのは容易ではありませんし、スピードが出ていればなおさら難しくなります。
埼玉県だけでなく、他の地方でも泥酔者が轢かれて死亡するという事故はよくニュースになっています。夜間10時を過ぎて、繁華街から外れた郊外や住宅街など走行するときには、路上に何か物体を見つけたら人かもしれないと考えて、スピードを落として慎重に運転してください。
間違っても、乗り上げるような運転をしないようにしましょう。
(シンク出版株式会社 2014.10.17更新)
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