むやみにクラクションを鳴らさないようにしよう

 最近は、街中でクラクションの音を聞くことが少なくなりましたが、信号待ちをしていて青信号に変わったときに、前の車がなかなか発進しない場合にはクラクションを鳴らす車があります。
 
 先日、大阪府箕面市内の道路で軽自動車を運転していた女性が、交差点に止まっていた前の車にクラクションを鳴らしました。すると、前の車の運転者が降りてきて「こら、降りてこい」と詰め寄り、運転席側ドアを開けようと車を激しく揺さぶり、ドアを蹴ってへこませた疑いで運転者が逮捕されるという事件がありました。

 どのような状況なのかわかりませんが、クラクションの鳴らし方で相手に対する印象が違ってくるので注意が必要です。

 「プッ」と短くて軽い感じで鳴らせば、「信号が青に変わってますよ。発進してください」といった感じにとられ、あまり相手に不快感を与えることは少ないと思います。

 ところが、「ブ―ッ」と長くて強い感じで鳴らせば、「早く発進しろよ」といった感じになりますので、相手に不快感を与えていまします。

 ただ、クラクションは危険防止のためにやむを得ないときにしか使用が認められていません。ですから、前の車に注意を促すような使用は認められていませんので、やたらとクラクションを鳴らさないようにしましょう。トラブルのもとになります。


(シンク出版株式会社 2014.12.10更新)

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