高速道路を走行しているときに、目的地の出口インターを危うく通過しそうになり、後続車に迷惑をかけながら強引に出たという経験はありませんか?
こういう場合には、たいてい追越車線を走行しているときが多いですね。
出口インターがすぐそこに迫ってきて、走行車線に移ろうとしたら、後続車が次々に来ていてなかなか車線変更できずにどんどん出口インターが近づいて、半ば強引に車線変更するいうパターンが多いのではないでしょうか。
それでも、上手く出口インターに出られればよいのですが、なかには失敗して本線と出口へ向かう道路の間にある分離帯に衝突する車もあります。衝突しないまでも、急なハンドル操作によって車が横転することもあります。
いずれにしても、ハイスピードで走行している高速道路では目的地の出口を過ぎそうになって、慌ててハンドルを切ったりするのは危険です。コントロールを失って事故につながりやすくなりますので、絶対にしないでください。
万が一、出口を通り過ぎそうになったら、決して無理をせず次のインターまで行って引き返すようにしてください。高速料金がもったいないからと無理をすると、事故を起こすことになります。
(シンク出版株式会社 2015.1.7更新)
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