いつでもブレーキが踏める準備を

 歩道もないような住宅街の狭い道路を走行しているときに、前方左側を子どもが歩いているとします。

 このような場面で、あなたは「どのような運転をしますか?」と質問すると、ほとんどの人は「子どもの動きに注意しながら、スピードを落として運転する」と答えられると思います。

 では、そのとき右足はどうしているでしょうか。

 スピードを落とすのですから、当然アクセルから足を離してエンジンブレーキを効かせていると思いますが、これでは十分ではありません。

 というのは、万一子どもが飛び出してきてブレーキを踏むときに、アクセルからブレーキを踏むまで間にわずかな時間のロスが生じるからです。そのわずかな時間にも、車は前に進んでいるのですから、事故になる可能性が高くなるのです。

 ですから、このような危険な場面では、アクセルを離した右足をブレーキペダルの上に置いておくことが重要です。そうしておけば、万が一、子どもが飛び出して来たとしても、即座にブレーキを踏んで止まることができるのです。

 車を運転しているとさまざまな危険場面があります。運転中に少しでも危険を感じたら、ブレーキペダルの上に足を乗せる習慣をつけるようにしてください。


(シンク出版株式会社 2015.1.8更新)

■見えない危険を読む危険予測トレーニングツール

 小冊子「見えない危険を読むイメージ力を高めよう」は、様々な危険要因が含まれた運転場面を6つ取り上げ、「見えている危険」だけでなく、「見えない危険」をイメージすることで、危険予測能力を高めることをねらいとしています。


 また、危険を見落としやすい心理状態を考えることで、「心理的な落とし穴」にも気づくことができる内容になっています。

【詳しくはこちら】

今日の安全スローガン
今日の朝礼話題

10月11日(金)

サイト内検索
運行管理者 安全運転管理者 出版物 教材

──新商品を中心に紹介しています



──ハラスメント、ビジネスマナー教育用DVDを好評発売中です

運行管理者 指導監督 12項目 トラック 貨物運送事業所
交通安全 事故防止に役立つリンク集
安全運転管理.COM 交通安全 事故防止 安全運転管理 運行管理 教育資料 ドライバー教育 運転管理

当WEBサイトのコンテンツの利用、転載、引用については「当サイトのご利用について」をご覧ください。

弊社WEBサイト、出版物においては「普通自転車」を「自転車」と表記しております。

詳しくはこちらをご参照ください。