事故を誘発する「割込み」をしない

 運転していると、隣の車線から急に割込みをしてくる車がいて、ビックリすることがあります。ビックリするくらいならよいのですが、ときには割込みをしてきた車を避けようとして事故になることがあります。


 こうした場合、事故を起こした車は罪に問われるのでしょうか?

 さる1月23日京都地裁は、京都市山科区の国道を走行していたトラックが、前に割り込んできた車を避けようとして、別の車に追突した事故で無罪を言い渡しました。
 
 裁判所は、隣の車線の車両が進路変更の合図を出さずに減速しながら車線変更したことが事故の主要な原因だと認定したうえで、衝突直前のトラック運転者のハンドル操作について「突然、極めて至近距離に(前方車両が)接近してきたと言えるので、自然な判断」として、過失はないと認定しました。
 
 もちろん、この判決をもって割り込んだ車を避けようとして事故を起こしたすべての車が過失がないということにはならないと思いますが、少なくとも割り込んだ車が事故のきっかけを作ったのは確かです。


 どんなときでも、事故を誘発するような運転をしないことが大切です。


(シンク出版株式会社 2015.1.28更新)

■あなたが陥りやすい事故のパターンをチェック

 自己診断テスト「起こしやすい事故パターンをチェックしよう」は、48の質問に「ハイ」「イイエ」で答えるだけで、自分自身がどういった事故を起こしやすいかを診断することができます。

 

 自身の起こしやすい事故傾向を知ることで、注意力を高め、日々の安全運転に結びつけていただくことができます。


【詳しくはこちら】

 
今日の安全スローガン
今日の朝礼話題

10月4日(金)

サイト内検索
運行管理者 安全運転管理者 出版物 教材

──新商品を中心に紹介しています



──ハラスメント、ビジネスマナー教育用DVDを好評発売中です

運行管理者 指導監督 12項目 トラック 貨物運送事業所
交通安全 事故防止に役立つリンク集
安全運転管理.COM 交通安全 事故防止 安全運転管理 運行管理 教育資料 ドライバー教育 運転管理

当WEBサイトのコンテンツの利用、転載、引用については「当サイトのご利用について」をご覧ください。

弊社WEBサイト、出版物においては「普通自転車」を「自転車」と表記しております。

詳しくはこちらをご参照ください。