過去のいろいろなデータをみると、交通違反をする人ほど交通事故を起こしやすいことがわかっています。
このほど大阪府警が分析したデータでも、死亡事故を起こした人の4人のうち3人は交通違反歴があることがわかりました。
平成24年からの3年間に大阪府内で発生した車やバイクによる死亡事故を起こした運転者594人のうち、過去に違反歴があったのは436人で73.4%も占めていたのです。
違反歴の内容をみてみると、「駐停車違反」を除いた違反歴は1192件ありましたが、そのなかでいちばん多かったのは「速度違反」で320件(26.8%)あり、次いで「信号無視」が234件(19.6%)、「シートベルト非着用」が226件(19%)、「携帯電話使用」が94件(7.9%)の順になっています。
これらの違反をみると、事故を起こしている運転者はどちらかといえば自分勝手な運転行動をしがちな人という感じがしますね。
違反をするということは、それだけ交通ルールを守ろうとする順法意識が薄いということです。事故を起こさないようにするためには、まず交通ルールを守ることが大前提と言えます。
(シンク出版株式会社 2015.2.26更新)
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