事業所の事故防止活動の一つで、運行ルート上にある危険箇所マップを作成して、全員に注意を促す方法があります。
この活動は、頻繁に走行する経路上で危険と感じる箇所について、そこにどのような危険があるのか、どのように走行したらよいかなどをまとめて「交通安全情報マップ」を作成し、運転者に周知するというものです。
こうした活動をプライベートの運転でも取り入れてみたらどうでしょうか?
プライベートの走行でよく利用するルートのなかで、どこにどんな危険が潜んでいるかを考えてください。
たとえば、あの交差点では信号無視の自転車をよく見かけるなど、日頃運転していて感じている危険要因を思い浮かべてください。
そして次に、事故防止の対策を考えます。
左側に建物があって見通しが悪いので、青信号でも左側を確認しながらゆっくりと走行しよう、といったことです。
安全情報を地図に記入すればよいのですが、プライベートだとなかなかできません。
しかし、こうしたことを意識するだけでも効果があると思いますので、ぜひ実行してみてください。
(シンク出版株式会社 2015.3.9更新)
小冊子「大丈夫?あなたの運転知識」は、ドライバーが勘違いしやすい交通ルールや、標識・標示などの意味、運転知識をQ&A形式でチェックし、正しい運転知識を身につけられる交通違反、交通事故防止のための教育教材です。
※監修
信田正美(元・岐阜県警察本部交通部管理官)