自転車を利用する人が多くなるにつれて、自転車絡みの事故が増えています。自転車は、運転免許をとる必要がないことから、交通ルールを理解しておらず、またルールを遵守する意識に欠けている人が少なくありません。
とくに、次のようなルール無視の行動をする自転車には、十分に注意してください。
1・突然行動を変える
自転車はウインカーがないために、後方の安全確認をせずに突然進路変更をしてくることがあります。また、歩道を走っていても突然車道に出てくることがあります。とくに、前方に駐車車両がある場合には、自転車が進路変更をしてくることを予測しておく必要があります。
2・傘さし、二人乗り自転車に注意
自転車はバランスを崩しやすい乗り物ですから、とくに傘さし自転車や二人乗り自転車に出会ったときは、十分な間隔をとっておく必要があります。
3・スマホを操作している自転車に注意
スマホなどを操作しながら走行している自転車も厄介な存在です。こういう自転車は、車の存在になかなか気づきませんので、近づく場合には十分に注意してください。
(シンク出版株式会社 2015.3.10更新)
「軽く考えていませんか?自転車事故!」は、四輪車が自転車と衝突する事故の代表的な事例を6つ取り上げています。
事例ごとにドライバー、自転車利用者の双方にどのような過失があったかを考え、どのような不安全行動が事故に結びついたかを理解することができます。
ドライバーの対自転車事故防止教育に最適です。
また、自転車通勤の従業員など自転車利用者教育にも活用できる教材です。