車線を塞いで出てくる大型車に注意

 さる3月7日午前9時前、川崎市の国道で大型トレーラーが工場の敷地から対向車線側へ右折して進入しようとした際に、右から直進してきたスクーターが進路を塞がれる状態となり、そのままトレーラーの右側面部に衝突し、スクーターを運転していた20歳の女性が意識不明の重体になる事故がありました。

 構内などから出場する際には、当然左右の確認をすると思いますが、そのとき右から来るスクーターが見えていても、車体が小さいために実際の位置以上に遠く見えたりします。そのため、まだ遠くにいるから大丈夫だと考えたりします。

 また、手前の車線を越えて行きますから、対向車線の車が途切れたときに、少々無理をしても行きたくなります。そのため、スクーターが来ていても強引に先に行けばスクーターは避けてくれる、ブレーキをかけてスピードを落とすだろうと考えることがあります。

 直進しているスクーターは、当然左の工場から出てくるトレーラーは止まるものと考えていますから、あまり注意をしていなかったのではないかと思います。

 大型車の場合、道路を塞ぐ形で強引に出てくることがありますので、その動きには十分に注意してください。

(シンク出版株式会社 2015.3.18更新)

■ドライバーの安全意識を高める小冊子

軽い気持ちでした運転行動が、高い代償を生みます

 安易な気持ちでする不安全な運転行動が、事故を誘発したり大きな過失責任へと結びつくことがあります。
 小冊子「低い安全意識が高い事故の代償を生む」は6つの事故事例について、運転者の過失責任の割合を考えて回答する、受講者参加型の指導教材となっています。

 

 自分の回答と解説を照らし合わせてみて「こんな運転行動をすると大きな過失責任を生む」といった危険をより深く理解することができます。

 

 【詳しくはこちら】

今日の安全スローガン
今日の朝礼話題

11月14日(木)

サイト内検索
運行管理者 安全運転管理者 出版物 教材

──新商品を中心に紹介しています



──ハラスメント、ビジネスマナー教育用DVDを好評発売中です

運行管理者 指導監督 12項目 トラック 貨物運送事業所
交通安全 事故防止に役立つリンク集
安全運転管理.COM 交通安全 事故防止 安全運転管理 運行管理 教育資料 ドライバー教育 運転管理

当WEBサイトのコンテンツの利用、転載、引用については「当サイトのご利用について」をご覧ください。

弊社WEBサイト、出版物においては「普通自転車」を「自転車」と表記しております。

詳しくはこちらをご参照ください。